昆虫のストレスによる、身体脆弱化について
研究者:富田堅巴,NAO,平出有香
(i)動機
昆虫(ムシ)が練習の妨げになったため
(ii)原理
・昆虫の行動が観察しやすいように、透明なコップを用いる
・トランペットから音を出すために、空気を目一杯吸い込み、マウスピースに唇をあて、思い切り息を吹き込む
・アンプに使用する電源はコンセント(50Hz)を用いる
(iii)実験方法
1.虫の採取と保存方法
採取した虫をプラコップに閉じ込める。研究対象・・・カミキリムシ
2.ストレスの具体的な享受方法
図1の様にトランペットのベルをプラコップに押し付け、高音かつ爆音を与える。
図1:苦しむ昆虫
3.それによる昆虫の反応を考察する。
(iv)使用器具
・トランペット*3 ・アンプ ・プラコップ ・重石(ガラスコップ) ・カミキリムシ
(v)実験結果
図2:時間とストレスの関係
昆虫に与えた音は442HzのBbとDを用いた。その結果、昆虫の体が音に合わせて震える現象を確認することができた。
このように、ストレスを与え続けた結果、8月13日(土)22時14分、カミキリムシの死亡を確認。
(vi)考察
今回の実験は、昆虫が練習の妨げになったため、行った。ストレスの享受方法は至ってシンプルであり、実験結果を具体的に得ることができた。
しかし、同日22時14分頃、ある急激なストレスを与えたことにより、カミキリムシを死亡させてしまった。
現代社会いにおいて、生物と共存していくためには、むやみやたらにトランペットを吹いてはならないであろう。
(vii)参考文献
「ファーブル昆虫記」小学館 P.116〜423 |